【SeeStar S50】おとめ座の渦巻銀河(M61)を都会でも簡単に撮影・画像処理する方法

メシエ天体M61(NGC 4303)をSeeStar S50で簡単に撮影・画像処理する方法と結果について解説します。

メシエ天体M61(NGC 4303)

メシエ天体M61(NGC 4303)は、おとめ座に位置する渦巻銀河です。1779年5月5日にイタリアの天文学者バルナバス・オリアニによって発見されました。同じ日にシャルル・メシエもこの天体を観測しましたが、当初は彗星と誤認していました。メシエは後にこれが銀河であることに気付き、メシエカタログに追加しました。この銀河は、地球からは約6,000万光年の距離にあります。以下の写真は、私がSeeStar S50で光害地から撮影したものです。

M61は回転軸を地球に向けているため、SeeStar S50でも都会から銀河の渦巻き構造を観察することができます。
撮影時期としては、南の夜空に位置する冬から春がおすすめです。南向きのベランダから手軽に観察できます。(現在位置はstellarium web版で簡単に確認できます)

解説動画

SeeStar S50による撮影のポイント

SeeStar S50で撮影するときのポイントは以下のとおりです。

  • 光害カットフィルター
    • Seestar S50では、「光害カットフィルター」と「UV/IRカットフィルター」のいずれかを通してライブスタック撮影します。基本的には、星雲を撮影する際は「光害カットフィルター」、銀河や星団を撮影する際は「UV/IRカットフィルター」を使うのがおすすめです。
  • AIノイズ除去機能
    • 強力なノイズ除去に加え、明るさ・コントラスト・彩度を調整できます。
    • 特にフレーミング機能を使うと、周囲のノイズが多くなりますが、「AIノイズ除去」と組み合わせることでその弱点を克服できるようになりました。
    • 画像の回転や切り抜き(トリミング)も行えます。小さな天体は、トリミングすると良い感じになります。
  • Googleフォトで仕上げ
    • AIノイズ除去で調整しきれない画像処理は、Googleフォトならば簡単にできます。
    • Googleフォトで写真を開き、例えばポップの値を大きくしてやると、星雲の輪郭部分が鮮明になり、シャープな仕上がりとなります。

参考ページ

「光害カットフィルター」と「UV/IRカットフィルター」の使い方については、以下ページで解説しています。

SeeStar S50に内蔵されている「光害カットフィルター」と「 UV/IRカットフィルター」の使い分け
Seestar S50に内蔵されている「光害カットフィルター」と「UV/IRカットフィルター」の使い分けについて解説します。

フレーミング機能の使い方については、以下ページで解説しています。

【SeeStar S50】モザイク撮影機能(フレーミング機能)の使い方
Seestar S50のモザイク撮影機能(フレーミング機能)を使う方法について解説します。

AIノイズ除去機能の使い方は以下で解説しています。

【SeeStar S50】AIノイズ除去(Intelligent Denoising)機能が神すぎる件
Seestar S50の神アップデートで実装されたAIノイズ除去(Intelligent Denoising)の効果ついて解説します。

Googleフォトを使った天体写真の画像加工については以下ページで詳しく解説しています。

【Googleフォト】天体写真を簡単に画像処理する方法
天体写真を無料で使えるGoogleフォトで簡単に画像処理する方法についてまとめました。

SeeStar S50の様々な使い方については以下ページで解説しています。

【初心者向け】SeeStar S50を使った天体観察の始め方
簡単に綺麗な天体を撮影できるスマート望遠鏡「SeeStar S50」の使い方について初心者向けに解説します。

SeeStar S50の初期設定については以下ページで解説しています。

【SeeStar S50】初期設定&撮影方法まとめ
SeeStar S50の初回セットアップと撮影方法についてまとめました。

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