「軽カメラ部」とは
はじめまして。「軽カメラ部」の部長をしている「写森 めい」といいます。
「軽カメラ部」では、コンパクトで持ち運びやすく、比較的安価で扱いやすい「軽いカメラ」をテーマに、初心者向けに情報発信してします。
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筆者が使用している「軽カメラ」
筆者が使用している「軽カメラ」は以下のとおりです。常に持ち歩くスマートフォンで撮影するのを基本とし、スマートフォンでは撮影できない被写体やシーンのみ、用途に特化した他の「軽カメラ」で補完するという考え方です。
| 撮影シーン | 使用機材 | 特徴 | 費用 |
|---|---|---|---|
| スナップ、日常、望遠、暗所、星空、マクロ | Pixel 11 Pro | Google製の高性能スマートフォン。AIによる画像補正が強力で、暗所や星空でも鮮明に撮影可能。マクロ撮影にも対応し、日常のスナップから望遠まで幅広くこなす。常に持ち歩けるため、シャッターチャンスを逃さず即座に撮影・SNS共有ができる。 | 約11万円 |
| 超望遠、ハイアングル、ローアングル | OM System OM-5 Mark II | OM System製の軽量コンパクトなミラーレス一眼カメラ。防塵・防滴性能と強力な手ブレ補正を備える。ズームレンズ2本(14-140mm、75-300mm)で運用中。 | 約17万円(レンズ込み) |
| 天体(星雲・星団・銀河・彗星など) | Dwarflab DRACO(SHO版)(納品待ち) | スマートフォンアプリと連携し、星雲・星団・銀河や木星の縞模様、土星の環などをほぼ全自動で撮影できるスマート望遠鏡。 | 約29万円 |
| アクション(サイクリング・散歩など) | DJI Osmo 360 | 360度アクションカメラ。強力な手ブレ補正と全方位の撮影が可能。サイクリングや散歩などの動きのあるシーンでも滑らかな映像を記録でき、撮影後に自由な構図を切り出して動画編集ができる。 | 約4.3万円 |
日常・夜景撮影(スマートフォン)
機材選びの基準としているのが、常にポケットに入れて持ち歩けるスマートフォンです。最新のスマートフォンは計算写真学(コンピュテーショナルフォトグラフィー)とAI補正の進化により、かつては一眼カメラと三脚が必須だった夜景や星空の撮影も、手持ちや簡易的な固定だけで鮮明に記録できるようになりました。
日常のスナップからマクロ撮影、光学ズームを活用した中望遠域まで、大多数の撮影シーンはPixel 11 Proの1台で完結します。専用カメラを持ち出すハードルを下げ、まずは手元のスマートフォンで撮影できる限界を知ることが「軽カメラ」運用の第一歩となります。
| 機種名 | 主な用途・特徴 |
|---|---|
| Google Pixel 11 Pro | 日常スナップ、夜景、天体(星空)、マクロ撮影。AI補正と高倍率ズームを備え、あらゆるシーンに対応するメイン機材。 |
天体撮影(スマート望遠鏡)
スマート望遠鏡とは、天体の電視観望に必要な機器(望遠鏡本体、電動フォーカサー、天体カメラ、制御用コンピューター、経緯台、ヒーター、光害カットフィルターなど)が1つにまとまった天体観測装置です。複雑な機材の組み合わせや極軸合わせなどの難しい設定が不要で、本体さえ購入すれば、手持ちのスマートフォンからアプリ操作ですぐに天体撮影を始められます。
2023年に登場したZWO社の「Seestar S50」は、従来のスマート望遠鏡が数十万円以上と高価だった中、約6万円という低価格を実現した機種です。この機種を購入してスマート望遠鏡による電視観望に入門しました。
| 機種名 | 特徴・位置づけ |
|---|---|
| ZWO Seestar S50 | スマート望遠鏡の普及を決定づけた定番機。焦点距離が長く、星雲や銀河を大きく捉えるのに適する。入門機として購入後、2年くらい使用後に売却して「ZWO Seestar S30 Pro」に乗り換え。 |
| ZWO Seestar S30 Pro | 広角レンズを搭載し、広がりのある星雲や星座全体の撮影に強みを持つコンパクトモデル。広範囲を撮影できる反面、Seestar S50で初めて星雲を捉えたときのような感動は得られませんでした。より高精細な天体写真とさらなる感動を求め、「ZWO Seestar S30 Pro」を売却して現在は上位機種である「Dwarflab DRACO(SHO版)」を予約購入。 |
| Dwarflab DRACO(SHO版) | モノクロセンサーとナローバンドフィルター(SHO)を備え、本格的な天体写真撮影や惑星観測に対応する上位機。「Dwarflab DRACO(SHO版)」を予約購入し、納品を待っている状態。 |
アクション撮影(360度カメラ)
サイクリングや散歩といった動きのあるシーンでは、画角を気にせず周囲すべてを記録できる360度アクションカメラを使用しています。360度カメラは、撮影時にはカメラを向ける方向を意識する必要がなく、撮影後に専用アプリ上で見たいアングルを自由に切り出して通常の動画や静止画として書き出せるのが利点です。強力な手ブレ補正機能により、自転車のハンドルや自撮り棒に固定しても滑らかな映像が得られます。
これまでInsta360シリーズを中心に、Insta360 ONE X、Insta360 ONE X2、Insta360 X4、Insta360 X5と世代を追って乗り継いできました。現在はコストパフォーマンスと操作性に優れたDJIの「Osmo 360」へ移行し、移動時の記録用カメラとして運用しています。
| 機種名 | 特徴・乗り換え経緯 |
|---|---|
| DJI Osmo 360 | Insta360シリーズ(ONE X / ONE X2 / X4 / X5)を経てたどり着いた現行メイン機。約4.3万円と導入しやすく、強力な手ブレ補正と8K/50fpsの高画質な全天球撮影を両立。 |
超望遠撮影(風景・運動会など)
スマートフォンのデジタルズームでは画質が劣化する超望遠領域(野鳥、花火、遠景、スポーツなど)や、ファインダーを覗いてじっくり構図を決めたいシーン、バリアングル液晶を活かしたハイアングル・ローアングル撮影では、専用のレンズ交換式カメラや高倍率コンデジが必要になります。
「軽くて遠くを撮れるカメラ」を模索し、ポケットに入る高倍率コンデジやマイクロフォーサーズ規格のミラーレス一眼を中心に、LUMIX DC-TZ99、LUMIX DC-G100D、LUMIX DC-G99M2、ネオ一眼のLUMIX DC-FZ85Dへと乗り継いできました。試行錯誤の結果、現在は小型軽量ボディに強力な手ブレ補正と防塵・防滴性能を凝縮した「OM System OM-5 Mark II」に落ち着いています。35mm判換算で最大600mm相当となる超望遠ズームレンズ(75-300mm)と便利ズーム(14-140mm)の2本を組み合わせても、フルサイズ機と比較して圧倒的に軽く、手軽に超望遠撮影へ持ち出せます。
| 機種名 | カメラ種別 | 特徴・乗り換えの経緯 | |
|---|---|---|---|
| Panasonic LUMIX DC-TZ99 | コンパクトデジタルカメラ | ポケットに入るサイズで光学30倍ズームを搭載した旅行・散歩向けモデル。超望遠のさらなる画質と操作性を求めてステップアップ。 | |
| Panasonic LUMIX DC-G100D | ミラーレス一眼(マイクロフォーサーズ) | 非常に軽量・コンパクトなボディ。ボディ内手ブレ補正が非搭載のため、超望遠レンズ運用時の安定性を求めてG99M2に移行。 | |
| Panasonic LUMIX DC-G99M2 | ミラーレス一眼(マイクロフォーサーズ) | 手ブレ補正や防塵・防滴を備えた本格派ボディ。機能面は充実していたものの、携行性のバランスを模索してDC-FZ85Dへ移行。 | |
| Panasonic LUMIX DC-FZ85D | ネオ一眼(レンズ一体型) | 広角20mmから超望遠1200mm相当までを1台でカバーする超望遠特化機。センサーサイズが小さく、AF性能にも満足できなかったため、再びミラーレス「OM-5 Mark II」へ移行。 | – |
| OM System OM-5 Mark II | ミラーレス一眼(マイクロフォーサーズ) | 現行のメイン機。小型軽量ボディと強力な手ブレ補正を両立し、14-140mmと75-300mmの2本のレンズで日常から野鳥撮影までカバー。 |
折り畳み自転車(撮影スポットへの移動手段)
「軽カメラ」のコンセプトは、撮影機材だけでなく移動手段にも共通しています。以前は本格的なロードバイクに乗っていましたが、駐輪時の盗難リスクや、電車・車に積み込む「輪行」の手間がネックとなり、カメラを持って気軽に寄り道をするスタイルには合いませんでした。
そこでロードバイクを売却し、よりコンパクトで扱いやすい折り畳み自転車「DAHON Hit」を購入しました。折り畳み自転車であれば、自宅内での保管や車のトランクへの積載、電車での輪行が容易です。移動先で気になる風景を見つけた際にすぐ足を止め、Osmo 360で走行風景を記録したり、OM-5 Mark IIやPixel 11 Proでスナップや野鳥を撮影したりと、「軽カメラ」との組み合わせによって機動力のある撮影スタイルを実現しています。
| 機材名 | 特徴・用途 | 解説・レビュー記事 |
|---|---|---|
| DAHON Hit | ロードバイクから乗り換えた折り畳み自転車。輪行や車載がしやすく、カメラ機材を背負ってのポタリング(自転車散歩)や撮影スポット巡りに最適。 | DAHON Hit 解説記事 |