【SeeStar S50】バブル銀河(NGC 3521)を都会でも簡単に撮影・画像処理する方法

バブル銀河(NGC 3521)をSeeStar S50で簡単に撮影・画像処理する方法と結果について解説します。

バブル銀河(NGC 3521)

バブル銀河(NGC 3521)は、しし座に位置する渦巻銀河です。銀河を包み込むように広がる巨大なシェル構造が特徴的であるため、「バブル銀河」と呼ばれています。このシェルは、伴銀河から引き剥がされた恒星やガスの集まりと考えられています。1784年2月22日にドイツ・イギリスの天文学者ウィリアム・ハーシェルによって発見されました。この銀河は、地球からは約3,720万光年の比較的近い距離にあります。以下は、スマート望遠鏡「SeeStar S50」で撮影した写真です。

SeeStar S50でも明るい銀河の中心部、渦巻構造が見えます。銀河の腕は不規則で綿毛状の構造を持っており、「綿毛銀河」とも呼ばれます。撮影時期としては、南の夜空に位置する冬~春がおすすめです。南向きのベランダから手軽に観察できます。(現在位置はstellarium web版で簡単に確認できます)

解説動画

SeeStar S50による撮影のポイント

SeeStar S50で撮影するときのポイントは以下のとおりです。

  • 光害カットフィルター
    • Seestar S50では、「光害カットフィルター」と「UV/IRカットフィルター」のいずれかを通してライブスタック撮影します。基本的には、星雲を撮影する際は「光害カットフィルター」、銀河や星団を撮影する際は「UV/IRカットフィルター」を使うのがおすすめです。
  • AIノイズ除去機能
    • 強力なノイズ除去に加え、明るさ・コントラスト・彩度を調整できます。
    • 特にフレーミング機能を使うと、周囲のノイズが多くなりますが、「AIノイズ除去」と組み合わせることでその弱点を克服できるようになりました。
    • 画像の回転や切り抜き(トリミング)も行えます。
  • Googleフォトで仕上げ
    • AIノイズ除去で調整しきれない画像処理は、Googleフォトならば簡単にできます。
    • Googleフォトで写真を開き、例えばポップの値を大きくしてやると、星雲の輪郭部分が鮮明になり、シャープな仕上がりとなります。

参考ページ

「光害カットフィルター」と「UV/IRカットフィルター」の使い方については、以下ページで解説しています。

SeeStar S50に内蔵されている「光害カットフィルター」と「 UV/IRカットフィルター」の使い分け
Seestar S50に内蔵されている「光害カットフィルター」と「UV/IRカットフィルター」の使い分けについて解説します。

フレーミング機能の使い方については、以下ページで解説しています。

【SeeStar S50】モザイク撮影機能(フレーミング機能)の使い方
Seestar S50のモザイク撮影機能(フレーミング機能)を使う方法について解説します。

AIノイズ除去機能の使い方は以下で解説しています。

【SeeStar S50】AIノイズ除去(Intelligent Denoising)機能が神すぎる件
Seestar S50の神アップデートで実装されたAIノイズ除去(Intelligent Denoising)の効果ついて解説します。

Googleフォトを使った天体写真の画像加工については以下ページで詳しく解説しています。

【Googleフォト】天体写真を簡単に画像処理する方法
天体写真を無料で使えるGoogleフォトで簡単に画像処理する方法についてまとめました。

SeeStar S50の様々な使い方については以下ページで解説しています。

【初心者向け】SeeStar S50を使った天体観察の始め方
簡単に綺麗な天体を撮影できるスマート望遠鏡「SeeStar S50」の使い方について初心者向けに解説します。

SeeStar S50の初期設定については以下ページで解説しています。

【SeeStar S50】初期設定&撮影方法まとめ
SeeStar S50の初回セットアップと撮影方法についてまとめました。

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