【SeeStar S50】土星食（2024年12月8日）を観察した結果

Seestar S50で土星食（2024年12月8日）を観察した結果について解説します。

土星食（2024年12月8日）

2024年12月8日には、土星が月によって隠される「土星食」が起こります。
18時30分頃から19時頃にかけて、東北地方から近畿・四国地方で観察できます。

土星食は、月が土星を隠す現象で、今回は月齢7の上弦の半月が土星を隠します。東京では、18時20分頃に月の暗い縁に土星が潜入し、19時1分頃に明るい縁から土星が出現します。土星本体や環の大きさがあるため、潜入・出現にはそれぞれ1分ほどかかります。

また、土星食の後、夕方から深夜にかけて、南西から西南西の空で月と土星が大接近する様子も見られます。

土星食は、肉眼や双眼鏡でも観察できますが、天体望遠鏡を使うと、土星が月にじわじわと隠され、月の裏から出てくる様子が楽しめます。

今回は、「月撮影モード」で土星食を撮影します。
土星を撮影する場合、通常は「惑星撮影モード」を使って撮影しますが土星が月の裏に隠れている間は追尾できなくなります。
そこで、今回は「月撮影モード」で月を追尾しながら撮影し、明るさのゲインは土星に合わせたいと思います。

「月撮影モード」と「惑星撮影モード」の使い方は以下ページで詳しく解説しています。

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