アンドロメダ銀河(M31)をSeeStar S50で光害地から簡単に撮影

アンドロメダ銀河(M31)をスマート望遠鏡「SeeStar S50」で光害地から簡単かつ綺麗に撮影する方法について解説します。

アンドロメダ銀河(M31)をSeeStar S50で撮影

アンドロメダ銀河(M31)は、アンドロメダ座に位置する大きな渦巻銀河です。地球から約230万光年の距離にあります。肉眼でも見える最も遠い天体の一つであり、秋~冬の夜空で観察しやすいです。

項目 説明
視等級 約3.4
分類 渦巻銀河(Sb型)
距離 約230万光年
直径 約220,000光年
発見 紀元964年にアブドゥル・ラフマン・スーフィーによって初めて記録されました。

動画解説版

本ページの内容は以下動画でも解説しています。

上写真は、M31をSeeStar S50で撮影したものです。
ライブスタックの時間は48分、露光時間はデフォルトの10秒、撮影場所は都市部にある住宅地(自宅のベランダ)です。

フレーミング機能で撮影範囲を拡大

Seestarアプリのver2.1.0以降からフレーミング機能が実装されました。
この機能を使ってアンドロメダ銀河(M31)を縦横1.7倍で撮影した結果が以下です。

フレーミング機能の使い方については、以下ページで解説しています。

【SeeStar S50】モザイク撮影機能(フレーミング機能)の使い方
Seestar S50のモザイク撮影機能(フレーミング機能)を使う方法について解説します。

Intelligent Denoising機能でノイズ除去

フレーミング機能で縦横1.7倍で撮影したアンドロメダ銀河(M42)の写真に「Intelligent Denoising機能」でノイズ除去した結果が以下です。

Intelligent Denoising機能の使い方については、以下ページで解説しています。

【SeeStar S50】AIノイズ除去機能の使い方
Seestar S50の神アップデートで実装されたAIノイズ除去(Intelligent Denoising)の効果ついて解説します。

撮影結果(2025年10月29日)

雲1つ無い、久々の晴天なので「アンドロメダ銀河(M31)」をSeeStar S50で4Kモード撮影(44分間ライブスタック)。超光害地でも去年よりさらに綺麗に撮れるようになりました。
SeeStarアプリで「AIノイズ除去」と「コントラストおよび彩度」を補正しています。

画像が表示されない場合はこちらをクリックしてInstagramで見る

以下は、続けてフレーミング機能で36分間ライブスタック撮影したものです。

画像が表示されない場合はこちらをクリックしてInstagramで見る

撮影結果(2025年11月11日)

以下写真は、超光害地(ボートル8.9)から「アンドロメダ銀河(M31)」をスマート望遠鏡「SeeStar S50」でモザイク撮影したものです。

画像が表示されない場合はこちらをクリックしてInstagramで見る

関連ページ

SeeStar S50の様々な使い方については以下ページで解説しています。

【SeeStar S50超入門】使い方や作例などを丁寧に解説
スマート望遠鏡「SeeStar S50」の使い方や作例について初心者向けに解説します。

SeeStar S50の初期設定については以下ページで解説しています。

【SeeStar S50】初期設定 & 最初に知っておきたい基本操作
「SeeStar S50」を最初に使う時の準備と、基本的な操作方法についてまとめました。

コメント