SeeStar S50の水平調整におすすめな格安レベリングベースLP-64について解説します。
格安レベリングベース「LP-64」で快適に水平調整
スマート望遠鏡「SeeStar S50」は、自動導入と自動追尾機能がありますが、精度を上げるには架台を水平に調整する必要があります。
SeeStar S50では、アプリで水平角度を確認しながら付属の三脚の長さを微調整しますが、調整に少し時間が掛かってしまいます(SeeStarの準備作業で一番時間が掛かるところです)。
そこで、Amazonで約3000円程度で購入した「レベリングベース(三脚ヘッドプレート)」を使うことで、この調整作業がかなりに楽になりました。
この「レベリングベース」は、3/8インチのネジに対応しているため、SeeStar S50本体と付属の三脚にも取り付け可能でした。
よって、ある程度水平な床やテーブルの上にSeeStar S50を置き、そこから±2度以内まで追い込む際にこの「レベリングベース」を使用します。
解説動画
レベリングベースの使い方
レベリングベースLP-64の表裏は以下のような感じです。裏面のネジ穴には変換ネジ(3/8 → 1/4)が取り付けられています。
① 裏面の変換ネジ(3/8 → 1/4)を取り外します(手やドライバーで回せば簡単に取れます)。
② レベリングベース(裏面)と三脚を接続します。
③ レベリングベース(表面)とSeeStar S50本体を接続します。そして、固定用ダイヤル(上)を緩め、さらに調整ダイヤル(下)で高さを微調整し、アプリに表示される水平角度の値が±2度以内になるようにします。
④ アプリで水平が確認できたら、固定用ダイヤルを締めて、設置を固定します。これで精度良く観測するために必要な事前調整は完了です。
ちなみに、水平角度の値は、SeeStarアプリのトップ画面から本体写真をタップ → 「較正する」 → 「水平を調整する」から確認できます。
関連ページ
SeeStar S50の様々な使い方については以下ページで解説しています。
SeeStar S50の初期設定については以下ページで解説しています。
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