簡単に綺麗な天体を撮影できるスマート望遠鏡「SeeStar S50」の使い方について初心者向けに解説します。
SeeStar S50とは
Seestar S50は、ZWO社が販売しているスマート望遠鏡です。
近年、各社がスマート望遠鏡を出していますが、2024年2月現在ではコスパ最強だと思います。
天体の電視観望に必要な装置(望遠鏡、電動フォーカサー、天体カメラ、ASIAIR、経緯台、ヒーター、光害カットフィルターなど)がコンパクトかつ軽量(本体重量は約3kg)な本体と一体化しており、「Seestar S50 1台」と「スマートフォンもしくはタブレット」があれば天体観測ができます。
SeeStar S50の主な特徴、仕様、コスパ最強と言われる理由については以下ページで詳しく解説しています。

【SeeStar S50購入レビュー】コスパ最強のスマート望遠鏡だと判明しました
SeeStar S50が購入してレビュー(review)した結果、コスパ最強のスマート望遠鏡であることが判明しましたので、解説します。
解説動画
本ページの内容は以下動画でも解説しています。
SeeStar S50の基本設定・操作
SeeStar S50の基本操作についての記事リンク集です。
- SeeStar S50の初期設定〜撮影方法
- 撮影モード
- 各種設定
- 便利なサイト・ツール集
- トラブル
天体写真の画像処理
- SeeStarアプリ
- PCソフト
- Googleフォト
季節ごとに観察しやすい天体リンクをまとめました!Seestar S50の性能を活かしやすい星雲や星団を、季節の夜空に合わせて分類しています。
春の撮影がおすすめな天体(3月〜5月)
春は、南東の空に銀河・球状星団を沢山見ることができます。「春の銀河祭り」などとも呼ばれています。
夏の撮影がおすすめな天体(6月〜8月)
夏は、いて座・わし座付近が狙い目です。
- M8(ラグーン星雲)
- M20(三裂星雲)
- M16・IC 4703(わし星雲)
- M17(白鳥星雲)
- M10(へびつかい座の球状星団)
- M12(へびつかい座の球状星団)
- M107(へびつかい座の球状星団)
- M11(たて座の散開星団)
- M2(みずがめ座の球状星団)
秋の撮影がおすすめな天体(9月〜11月)
秋は銀河・惑星状星雲が美しい時期です、深まる夜空を満喫しましょう。
冬の撮影がおすすめな天体(12月〜2月)
冬はM42(オリオン大星雲)、IC434・NGC2024(馬頭星雲・燃える木星雲)、M45(すばる・プレアデス星団)、M31(アンドロメダ銀河)といった定番かつ人気な天体がよく見え、空気も澄んでいるため、天体撮影に最適な季節です。
不定期
通年・その他モード
季節問わず楽しめる天体や機能