望遠コンデジ「LUMIX DC-TZ99」に搭載されている撮影モードの1つであるSモード(シャッター優先モード)の使い方を解説します。
Sモードとは?
LUMIX DC-TZ99の「Sモード(シャッター優先モード)」は、動きのある被写体をブレずに撮るための最適なモードです。シャッタースピードを自分で設定し、絞り値はカメラが自動調整してくれます。
基本操作
① カメラ上部のモードダイヤルを回して、「S」マークに合わせます。
② コントロールダイヤルを回して、希望のシャッタースピードを選びます。
シーン | シャッタースピード | 効果 |
---|---|---|
運動会・スポーツ | 1/500〜1/1000秒 | 動きを止めて鮮明に撮影 |
ペットのジャンプ | 1/800秒 | 飛び跳ねる瞬間をブレずに捉える |
滝・水の流れ | 1〜2秒 | 絹のような滑らかな水の表現 |
花火 | 2〜4秒 | 光の軌跡と爆発を美しく記録 |
流し撮り | 1/30〜1/125秒 | 背景が流れてスピード感を演出 |
③ シャッターボタンを半押し、ピントが合ったら全押しで撮影します。
- 絞り値(F値)はカメラが自動で調整します。
- ISO感度は「オート」にしておくと、明るさのバランスが取りやすくなります。
Sモードのコツと注意点
- ISO感度はオート+上限設定(ISO1600〜3200)がおすすめ
- 暗い場所ではノイズが出やすいので、ISO上限を設定して画質を守る
- 手ブレ補正をONにしておくと、遅いシャッタースピードでも安心
- 露出補正(±)で明るさを微調整できる
失敗例 | 原因 | 対策 |
---|---|---|
写真が暗い | シャッタースピードが速すぎる | ISO感度を上げる/露出補正+ |
背景がボケすぎる | 絞り値が開放になりすぎ | 光量を確保する/ISOを下げる |
被写体がブレる | シャッタースピードが遅すぎる | 1/500秒以上に設定する |
参考ページ

【LUMIX DC-TZ99超入門】使い方まとめ
望遠コンデジ「LUMIX DC-TZ99」の使い方について入門者向けに解説します。
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