【SeeStar S30 Pro】オリオン大星雲(M42)を超光害地から撮影する方法と作例

スマート望遠鏡「SeeStar S30 Pro」を用いて、超光害地からオリオン大星雲(M42)を撮影する方法と作例を解説します。

オリオン大星雲とは?

オリオン大星雲(M42)は、オリオン座の三つ星の南に位置する、冬の夜空の代表的な天体です。冬の12月~2月にかけて、夜空が澄んでいる時期が観察に最適です。オリオン座は南の空に高く昇り、観察しやすい位置にあります(stellarium web版などで簡単に位置を確認できます)。

天体 説明
オリオン大星雲(M42) 中心部の若い星々(トラペジウム)が放つ紫外線でガスが輝き、活発に星が生まれている「星の揺りかご」として有名です。地球から約1,344光年先に位置し、今まさに新しい星が生まれている巨大なガスと塵の塊となっています。双眼鏡でもぼんやりとした光の広がりを確認でき、望遠鏡を使えば鳥が羽を広げたような複雑な構造が見えてきます。
ランニングマン星雲(NGC 1977) M42のすぐ北側にあります。青白い光を放つ反射星雲で、暗黒星雲が重なり合う様子が「走る人」のシルエットに見えることから名付けられました。

「SeeStar S30 Pro」の視野範囲であれば、M42の鮮やかな赤と、ランニングマンの淡い青を1枚に収めることができ、そのコントラストを楽しむことができます。

SeeStar S30 Proでの撮影

「星雲・星団モード」で撮影します。操作手順は以下のとおりです。

① 本機を水平な場所に設置し、電源を入れます。

② 専用アプリで「星雲・星団モード」を開き、「M42」を検索して「観測する」をタップし、自動導入を開始します。

③ ライブスタックを開始すれば、数分で色鮮やかな星雲が画面上に浮かび上がります。満足できる鮮明さになったら終了ボタン(画面下の赤い四角)をタップします。

解説動画 & ページ

「星雲・星団モード」の詳しい撮影方法は以下動画やページで解説しています。

【SeeStar S30 Pro】「星雲・星団モード」の使い方を解説
「SeeStar S30 Pro」における「星雲・星団モード」の使い方を解説します。

作例(2026年2月17日)

以下の写真は、「SeeStar S30 Pro」で68分間ライブスタック撮影後、SeeStarアプリで「AIノイズ除去」と「コントラストおよび彩度」を補正したものです。

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撮影の様子はこんな感じでした。

SeeStar S50の場合

以下の写真は、同じ場所から2025年10月24日に「SeeStar S50」で26分間ライブスタック撮影したものですSeeStarアプリで「AIノイズ除去」と「コントラストおよび彩度」を補正しています。SeeStar S50だとランニングマン星雲も一緒に収めるにはフレーミング機能を使う必要が出てきます。

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関連コンテンツ

「SeeStar S30 Pro」の詳細は以下ページにまとめて公開しています。

【Seestar S30 Pro超入門】使い方や作例を初心者向けに解説
ZWO社のスマート望遠鏡「Seestar S30 Pro」の使い方や作例を初心者向けに解説します。

また、本ページの内容は動画でも解説しています。以下の再生リストにまとめていますので、併せてご活用ください。

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