うみへび座の散開星団(M48)をSeeStar S50で簡単に撮影・画像処理する方法と結果について解説します。
うみへび座の散開星団(M48)
メシエ天体M48は、1771年2月19日にフランスの天文学者シャルル・メシエによって発見されたうみへび座の散開星団です。地球からは約1,500光年先の距離にある、月明かりのない暗い夜空であれば肉眼でもぼんやりと見えるほど明るいです。双眼鏡や小口径の望遠鏡でも、中心部の明るい星とそれに伴う星々を観察できます。以下はSeeStar S50で光害地から撮影したものです。(ライブスタック撮影時間は7分間、露光時間は10秒設定)
光害地からでも、SeeStar S50であればM48をはっきり観察することができます。
撮影時期としては、南の夜空に位置する冬~春がおすすめです。南向きのベランダから手軽に観察できます。(現在位置はstellarium web版で簡単に確認できます)
解説動画
SeeStar S50による撮影のポイント
SeeStar S50で撮影するときのポイントは以下のとおりです。
- 光害カットフィルター
- Seestar S50では、「光害カットフィルター」と「UV/IRカットフィルター」のいずれかを通してライブスタック撮影します。基本的には、星雲を撮影する際は「光害カットフィルター」、銀河や星団を撮影する際は「UV/IRカットフィルター」を使うのがおすすめです。
- AIノイズ除去機能
- 強力なノイズ除去に加え、明るさ・コントラスト・彩度を調整できます。
- 特にフレーミング機能を使うと、周囲のノイズが多くなりますが、「AIノイズ除去」と組み合わせることでその弱点を克服できるようになりました。
- 画像の回転や切り抜き(トリミング)も行えます。
- Googleフォトで仕上げ
- AIノイズ除去で調整しきれない画像処理は、Googleフォトならば簡単にできます。
- Googleフォトで写真を開き、例えばポップの値を大きくしてやると、星雲の輪郭部分が鮮明になり、シャープな仕上がりとなります。
参考ページ
「光害カットフィルター」と「UV/IRカットフィルター」の使い方については、以下ページで解説しています。

SeeStar S50に内蔵されている「光害カットフィルター」と「 UV/IRカットフィルター」の使い分け
Seestar S50に内蔵されている「光害カットフィルター」と「UV/IRカットフィルター」の使い分けについて解説します。
フレーミング機能の使い方については、以下ページで解説しています。

【SeeStar S50】モザイク撮影機能(フレーミング機能)の使い方
Seestar S50のモザイク撮影機能(フレーミング機能)を使う方法について解説します。
AIノイズ除去機能の使い方は以下で解説しています。

【SeeStar S50】AIノイズ除去(Intelligent Denoising)機能が神すぎる件
Seestar S50の神アップデートで実装されたAIノイズ除去(Intelligent Denoising)の効果ついて解説します。
Googleフォトを使った天体写真の画像加工については以下ページで詳しく解説しています。

【Googleフォト】天体写真を簡単に画像処理する方法
天体写真を無料で使えるGoogleフォトで簡単に画像処理する方法についてまとめました。
SeeStar S50の様々な使い方については以下ページで解説しています。

【初心者向け】SeeStar S50を使った天体観察の始め方
簡単に綺麗な天体を撮影できるスマート望遠鏡「SeeStar S50」の使い方について初心者向けに解説します。
SeeStar S50の初期設定については以下ページで解説しています。

【SeeStar S50】初期設定&撮影方法まとめ
SeeStar S50の初回セットアップと撮影方法についてまとめました。
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