SeeStar S50でわし星雲とM16(散光星雲&散開星団)を撮影した結果についてまとめました。
わし星雲をSeeStar S50で撮影した結果
わし星雲は、へび座に位置する散開星団(M16)と赤い散光星雲(IC 4703)の複合した天体です。
赤い散光星雲が羽を広げた鷲のように見えるため、わし星雲と呼ばれています。
散光星雲の中にある細長い黒い部分は暗黒星雲です。星形成が活発に行われている領域で、特に有名なのが「創造の柱(Pillars of Creation)」と呼ばれる暗黒星雲の柱です。
上の写真は2024年5月頃にSeeStar S50でわし星雲を撮影した結果です。
ライブスタックの時間(露光時間)は18分、露光時間はデフォルトの10秒、撮影場所は都市部にある住宅地(自宅のベランダ)です。特徴的な暗黒星雲「創造の柱」もはっきり見えます。
「創造の柱」のサイズは約4~5光年です。わし星雲本体は55~70光年ほどの巨大な星雲でSeeStarでもよく観察できます。
特徴 | 概要 |
---|---|
距離 | 地球から約7,000光年 |
視直径 | 約7分角 |
等級 | 6.4等級 |
関連ページ
SeeStar S50の様々な使い方については以下ページで解説しています。
スマート望遠鏡「SeeStar S50」の使い方
スマート望遠鏡「SeeStar S50」の使い方についてまとめました。
SeeStar S50の初期設定については以下ページで解説しています。
【SeeStar S50】初期設定&撮影方法まとめ
SeeStar S50の初回セットアップと撮影方法についてまとめました。
コメント